うだるような暑さ
2019年 08月 09日
「うだるような暑さ」
厳しい暑さ。
焼けつくような暑さ 。
酷暑、 猛暑、極暑、激暑、大暑、厳暑、炎暑‥。
ほんと毎日、夏を全身で体感。
綴った文字面を見ているだけで、
タラリ、と首筋に汗が流れてきそうですが‥。
でも、私、夏は好きです。
次から次と吹き出てくる大粒の汗が‥、
額や腕、背中を流れる、あの感覚も嫌いじゃない。
顎や髪先から滴り落ちる汗が、地で一瞬に姿を変える瞬間も悪くない。
サラサラな汗は、大歓迎。
しかし、七年前の今頃は‥、
エアコンの涼風で快適な室温にも関わらず、
ベタベタな不快な汗を滲ませて日夜パソコンと格闘。
キーボードに落下した汗は、
その姿を変えず溜まったままだった。
その時の検索ワードは‥、
大麻、脱法ハーブ、覚醒剤、スピード、アイス、
薬物、事件、事故、そして逮捕‥。
己の人生、お先真っ暗!
「終わった」味わったのは‥、「無力」
息子の薬物の問題に悲鳴を上げ‥、
一心不乱に答えを探しに検索し続けた、
あの夏の汗だけは、不快の極みだった。
自助グループに繋がって八度目の夏。
死んだように暮らしていた、あの頃と比べると‥、
今年の夏の状況は大きく変化している。
過日‥。
ある場所にメッセージを運んだ。
その席に、男親が二人。
初めて参加の男性がポツリ‥。
まさか、こんなに父親が少ないなんて!
「そうなんです!父親がいないんです!!」
「子供の回復を母にだけ押し付けてはダメなんです!!」
「子供の回復を望むらな、先ず、親が元気にならないとアカンのです!!!」
とは、言えないので、心の中で‥、
「私が繋がっているグループに導かれますように!」
と、心の音量レベルをマックスにし、大音響でツイート。
うだるような暑い今夏でも‥、
メッセージを運ぶためにテクテクと事務所から
会場へ向かう道中に背骨を滑り落ちるように流れる汗は、不快感はゼロ。
むしろ、仕合わせ。
まだ見ぬ仲間のために‥、
仲間と歩み、仲間と伝える。
「もう、ひとりでは、ないですからね!」
We are not alone.
一緒に生きましょうね。
追記
先日の自助グループのミーティング後の食事会。
仕事を終えて駆けつけてくれたPapa。
嬉しかった!
交わした言葉、シェアした時間。
「確信」
一緒に、生きていきたい!
深謝。
T & J