2023年 03月 31日
息子からの卒業
次回の家族相談会は4月16日です🍑
息子が家を出て行った。
1人で生きて行くために息子が選んだ道、私はこの日がくることを望んでいたはずなのに…
胸がザワザワしてしまう。
自暴自棄になり、大暴れした息子は鍵を置いて出ていった。
騒動の最中、私は息子との距離を置いていたので出て行く息子を見送ってはいない。
顔を見たら手放せなかったかも知れない。これでよかったと思う。
しばらくして、息子から着信があった。
私は勇気を出して息子に伝えた。
「どんなあなたでも私の大切な息子、愛している、でも私は側にいない方がよい」と。
一緒にいると甘えてしまうと言った息子。
一緒にいると息子をダメにしてしまう私。
だから、離れた方がよいのはわかっていたのに、、
結局、私が不安や心配から、目の届くところに置いておきたかったのだ。
いろんな思いが込み上げてくる。
愛を持って手を放す
息子からの卒業
これからは息子の回復を、ただただ祈り続けたい。
すもも
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2023年 03月 30日
付け焼刃の知識
次回の家族相談会は4月16日です
一見切れそうに見えるが、実際は切れない刀
その場しのぎの一時的な知識で覚える事が「付け焼刃」
私が当初自助グループに繋がった時に、多くの情報を一気に取り入れたと言うよりは入って来て
頭でっかちになっていた。
まさに、付け焼刃!
何とかして、この状況を替えたいという一心だったから。
だから、失敗や状況が悪くなることもあった。
新しい仲間に出会うとき、皆さんよく勉強されているな
特にこの業界では若い世代とされている方々
以前は、「そういう意味ではないのにな・・」・「行動が伴わない知識は・・」と感じていた。
以前の自分の事を差し置いて😅
依存症問題は、お薬に例えると
頓服薬の様に酷い症状を即効性で効くことは難しく
漢方薬の様に飲み続けることで徐々に効いてくるように感じだと思う。
付け焼刃て事でもなんでもいい、まずは繋がったことが大切なこと
失敗しても、それが教訓となり次へと繋がる。
通い続けることで状況に変化が起きます。
何かを変えたいと思った時は、
中々言い出すことが出来ないと言うその壁を取り払い
勇気を出して声を出してみましょう。
次の家族相談会でお待ちしています。
GENGEN
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2023年 03月 29日
時代
次回の家族相談会は4月16日です
自分のグループのミーティングに、思うように参加出来なくなり、思いがけず参加出来た先日の家族会。
つくづく時代の変化を感じました。私が息子の変化を知ったのは20年以上前。様子がおかしい感じつつ、その内に元に戻って呉れると、他の息子二人と同じ様に、接して居りました。
当時タクシーに乗って居た息子は、客とのトラブルでお金を貸して欲しいとか、色々な援助を求めて来ました。
薬物使用など思いもしませんでした。
薬止めますか?
人間止めますか?
と言われて居た時代です。
二回目の通報のあと、自分自身がとても苦しく、PCで相談窓口を探しました。
やっと公共の窓口を見つけ、1年間担当の方に話を聞いて貰いました。その間に薬物専門の精神科医の元にも通いました。
自助グループとか家族会にも、参加するように為りました。
其からは出来る限り足を運び、多くの仲間の話を聞き、自分の話を聞いて貰い、沢山の仲間が出来ました。
他の人を変える事は出来ない。
変えられるのは自分だけ。
そして昨日は昨日。明日は明日。
今日一日を大切に過ごす事を実践しています。
今は早くにネットの情報で、支援の手段が多く有ります。
私の様に長い時間が係らず、ご本人もご家族も楽に成られると思います。
この問題に完治は無いけど、回復を続ける事は出来ると、信じて今は仲間の中に居続けられる幸せを感じて居ます。
私の様に時間が係らず、ご自身が楽に成られる方法が沢山有ると思います。
ご自分を信じて、仲間を信じて、話を聞いて、沢山話して楽に成られる様に、願って居ります。
NANAMI
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2023年 03月 28日
素晴らしいこと
次回の家族相談会は4月16日です
私は私のために生きる。
あなたはあなたのために生きる。
私は何もあなたの期待に応えるために、この世に生きているわけじゃない。
そして、あなたも私の期待に応えるために、この世にいるわけじゃない。
私は私。あなたはあなた。
でも、偶然が私たちを出会わせるなら、それは素敵なことだ。
たとえ出会えなくても、それもまた同じように素晴らしいことだ。
これは「ゲシュタルトの祈り」といいます。ドイツの心理学者の方の言葉?詩?だそうですが、自助グループに通い出して知りました。
ネットで検索すると最後の部分を「出会えなければ、仕方のないことだ」と訳しているものもあります(どれが正確なのかはわかりません)が、こちらの方を知って、より一層心に響くようになりました。
息子の現状を受け入れるのが、少し辛い時、この言葉を思い出します。
良いと思える出来事も、悪いと感じる出来事も、私の人生にとってそのどちらもが同じように「素晴らしいこと」なのだから、全てをそのまま受け入れる努力をしようと。
依存症は家族の病気と言いますが、ほんとにそうだなぁと思います。当初は、私が息子の問題に巻き込まれているという事すら気づいていませんでした。
依存症は、一番身近な家族に計り知れない影響を及ぼすそうです。
依存症についての知識を得て、他のお母さんたちが、どういう対応をしてきたのか、それをどういう風に変えていったのか、を知ることはとても役に立ちました。
あのまま心配と不安の中で、日々を送らずに一歩踏み出したことは、本当に良かったと思っています。
すずめ
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2023年 03月 27日
ハナミズキの枝
🌸今度の家族相談会は4月16日です 🌸
家の前に咲いているハナミズキの木を
パートナーが剪定をした。
少し前から「ハナミズキを切るよ」とは言われていた。
私は、そのままにして欲しいと言うことをきちんとは伝えていなくて、
剪定した後を見ると、バッサリとなっていた。
なんだか悲しくて、私は何が悲しいのかを思い起こしてみた。
息子の薬物の問題が起きてから、ハナミズキに咲く花が少なくなっていたことに気付いており
薬物問題とハナミズキが繋がっている様に思えていた。
そしてあるキッカケの時から、毎年毎年花が増えていくのを感じ私は楽しみにしていた。
なんか息子が頑張っているように思える。希望のようなもの
息子との繋がりのようなもの
私の大切なもの
それを伝えることがなかなかできなくて、心の中がモヤモヤしていた。
数日前に話す機会があり思い切って話してみた。
「あのハナミズキの木は、毎年花が増えていくのを私は楽しみにしていた。息子が頑張っているように感じていたから、今年はそのハナミズキが見れないのが残念で。」
パートナーは、
「知ってるよ。ただ、あの木の場所が気になっている事もあるし、変に生い茂っている今の枝を切り落として、そこから新しい枝を出したかったんだ。花が咲くようにはしてるよ。」って返事だった。
なんだか、スッとして感覚で心が軽くなった。
想いをきちんと伝えられたこと。私の想いを知ってくれてたことをわかった上での
行動やったんやって。
確かに、去年までのようにたくさんの花は咲かないかもしれないけれど
新し枝の一つ一つから、ハナミズキの花の良さを感じるのだろうな。
そして、数年前の私と息子ではないということも感じる。
ハナミズキの花言葉
「想いを受け取ってください。」
私の息子への想いは一つ。
愛している
ということ。
IKO
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