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タンポポの綿毛が風に乗って種子を運ぶように私たちの思いが​苦しんでいるあなたのもとへとどきますように。


by 関西薬物依存症家族の会

回復へ繋がるタイミング

『性格上の欠点』

先日のミーティングのテーマが、

「自分の短所を変える」

実は、自助グループに繋がった頃は、

変わらなアカンのは、薬物依存症者の息子やろ!?

と、当然のことのように思っていた。

ところが‥、

薬物依存症という病気に罹患した息子との

絶望的な暮らしにも関わらず‥、

当事者の「薬物依存症」の否定に加え‥、

家族もまた愛しい子供が依存症だと認めたくない!

まさに、「否認」の相互連携が締結。

結果、当事者も、家族も‥、

坂道を転げ落ちるように不幸が加速。

今までの生き方を変えないと同じ轍を踏む!

「誰か、たすけて!」

と、ギブアップできれば‥、

完治はできないが、依存症者と家族の回復がスタート。


回復へのポイントは当事者だけでなく‥、

親の、家族の「底つき」

この「底つき」を待つのではなく、

「底上げ」が、大切と云われているけれど‥、

一筋縄ではいかないのが薬物依存症という病気。

自助グループに

新たに繋がってきた仲間は勿論。

まだ繋がっていない薬物依存症の

問題に苦しんでいる家族の方々と出会うと

有形無形のカタチで「底上げ」させたいと‥、

ついつい願望が膨れ上がることが常。

コントロール欲求の爆発!

これこそが‥、

私の性格上の欠点。


ゴリゴリに押し込んでいくと‥、

磁石の+と+のように近づく度に距離が開く始末。


伝え方を変えなければ‥。


依存症者や家族の回復のチャンスは、

いろいろなタイミングに潜んでいると云われています。

例えば‥、入院中や収監中などなど。


そんなタイミングを見逃さないためにも家族会や自助グループに繋ることで、

「情報の収集やネットワークを強化」することが大切なんですよ!

っと、メッセージを発信し続けることが、重要なんだと痛感した今日この頃です。


T & J


by familiesofaddicts | 2019-07-05 10:40 | Comments(0)