今日やれること
娘が依存症という現実に打ちのめされた過去があった。
どこに行けばいいのかどこを頼りにすればいいのか不安だった頃、視線の先に何がみえたというのだろう。
うなだれ目を伏せたまま歩いていた結果、自分の視野を狭いモノにしていた。
自助グループを見つけ回復のための12ステップを求めてからだ。
顔を上げて自分の進む道が、おぼろげではあるが見えてきたのは…
次第に季節の訪れと共に風の音や匂いに気づき、眩しい太陽を遮らず月明かりも楽しめるようになった。
私たち依存症の家族は自己憐憫(自分を哀れだと思うコト)を忌み嫌う。
自分のエネルギーを枯渇させたくないのだ。
過去の苦しさや不幸にクヨクヨせずに将来起こるかもしれない出来事に怯えず、今日を生きるコトを大切にしている。
心がざわつけば、その感情を分かち合える仲間がいる
ダメダメの自分でも受け止めてもらえる安心感は、そこがあなたの居場所だと教えてくれる。
自分でもダメなところに向き合って「今、できること」をやっているのだ。
今日という新しい一日を台無しにせぬように、視野を広くしておこう。
Luna
by familiesofaddicts | 2019-07-18 15:19 | Comments(0)