「私」が問題だった
2019年 07月 27日
長い間依存症という得体の知れない怪物と戦ってきました。
息子が薬物使用で捕まってから、どれくらいたったでしょうか?
まだ下の娘が小学生だったかなー
彼は高校を中退し、憧れの土地へ行き4年程の期間離れて暮らしていました。二進も三進もいかなくなって帰ってきた時には、すっかり薬物依存症者が出来上がっていました。
思えば子供の頃
愛情不足で育ててしまいました
(自分のことばかりでした)
叱ってばかりの毎日でした
(思い通りにならなかった)
今度こそ、私が管理して仕事さえ見つかれば、きっとうまくいくはず。それまでの借金をチャラにして
(私が)
綺麗なスタートを切ればまた普通(私が考える)
というレールに乗れるはず!
何度そうやって彼のレールを仕切り直してきたことしょう。
最悪の状態の中でも
最高の選択を見つけなければ!
そして
その選択の方法を間違えないように!
と必死になって模索し続けた
長い長い旅
いやはや、
それは私の共依存という病からの
回復の旅だったんだと…
「私」と言う囚われからの解放でもあったんだと…
私が健康を取り戻さなければ
大切な誰をも助けられないんだと。
トネリ子
by familiesofaddicts
| 2019-07-27 07:47
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