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タンポポの綿毛が風に乗って種子を運ぶように私たちの思いが​苦しんでいるあなたのもとへとどきますように。


by 関西薬物依存症家族の会

Happy Birthday


梅雨明けと共に娘の二十六回目の誕生日がやってきた。


「おめでとう」と伝えることがなくなって五回目の誕生日。

娘を手放して五年が経ったと言うことです。


当初、手放したとは言え誕生日におめでとうと伝えることぐらいはいいだろうと考えていました。

ある施設のスタッフの方からそれすらも必要ないとアドバイスをもらった時は正直ショックと言うかそれくらいもダメなのか~~って頭を抱えました。


この時の気持ちは鮮明で「手放す」と言うことの大変さを改めて思い知りました。


なぜあんなにショックだったのかと言うと

祝ってやりたい気持ちは親としてもちろんなのですが

行き先も告げずに引越した上に誕生日すらも祝ってくれない酷い母親だと娘に思われるのが恐かったのです。


娘を手放すことは良い親でありたい自分を手放していくことでした。


そもそも良い親かどうかなんて私が決めることではないことすらわかってなかったんですよね。(汗)



娘を手放したことの罪悪感を手放していく。。。  あらややこしい


間違った思い込みや恐れを手放していくのは本当に難しいことです。


冷静に第三者としてのアドバイスをくれる仲間がいなければとてもとても一人でできることではありません。

そして家族再生の日が必ず来ると信じさせてくれるのも仲間なのです。


yuzuriha.


by familiesofaddicts | 2019-07-28 02:55 | Comments(0)