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put yourself in someone's shoes

読んでいる本の中で面白い表現をみつけた。

put yourself in someone's shoes

むむ? 他人の靴に足を入れる、って。
読み進めていくと、相手の立場になって考えるという意味だった。

そういえば、昔、In Her Shoes というキャメロン・ディアス主演の映画を観た。
生き方のまるで違う姉妹。
姉は容姿にコンプレックスを持つ弁護士、妹は容姿端麗だけれど定職にもつかず自由奔放。
その二人がぶつかり合いながら、自分自身や家族を見つめ直すというストーリー。
私も二人姉妹の長女なので、ついついお姉ちゃんの方に感情移入して、キャメロン・ディアス扮する妹に憤りを感じたものだ。

最初に観た時にはhappy ending & heart warmingな映画という印象しかなかったけれど(実在の妹への憤りも多少あり)、人生いろいろ経験した今はちょっと違う。
コンプレックス、負い目、難読症、喪失感、居場所、家族のボタンの掛け違いetc. あれこれが見えてくる。
大変なことを、苦しいことを、悲しいことをたくさん経験したけれど、こうやって理解できることが増えてきたのはなかなかいいものだ。

相手の立場ばかり気にして自分の感情をおろそかにしたり、自分の気持ちを押し殺して生きるのはいただけないが(かつての私のように)、正しく相手の立場になって考えることは時として必要なことだ。

あなたが、もし病気(依存症)になってしまったら、どんな助けが必要だろうか?
あなたが、もし家族の病気(依存症)の問題で困っていたら、どうな支援が必要だろうか?

病気(依存症)にかかったら、迷わず相談する、治療をする、回復したら社会復帰する。
家族の病気(依存症)の問題で困っていたら、恐れずに助けを求める、相談する。
それがあたりまえの社会になるよう、正しい知識や経験を伝えていこう。

依存症者の家族の一人である私は、ともすれば被害者的な思考に陥ってしまうことがある。
put yourself in someone's shoes
このフレーズが目にとまったのは、今の私に足りないことだからかもしれない。
*NINA*

 



by familiesofaddicts | 2019-08-06 11:53 | Comments(0)