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苦しいのは私だけじゃない。

どういうわけか、唐突にそんなに親しくもない人から、かなりシリアスな内容の相談をされることがある。
えぇぇぇっ、そんなこと私に話してもいいの?と、驚く。
私の共依存的なかほりがダダ洩れしているからかもしれない。

最近、新しく勤務先の担当になった30代前半の税理士さんのお話。
打合せに入る前の雑談から、さあ始めよう、仕事モードに切り替えようとした途端、3歳の息子さんの問題行動を話し始めた。
いやいや、あなた、私たち先日あったばかりですから、と思いつつ、話を聞くことにした。
堰を切ったように話し続ける彼をみて、こりゃあ、相当参っているな、とわかった。
自分の経験を話しつつ、こんな風に考えてみたらどう? こんな風に対応してみたらどう?と提案してみた。
巷では、「子どもの目をみてしっかり話をしたら、子どもは言うことを聞く」なんて言われてるけど、そんなの神話だよ。
だいたい、大人同士でも、目を見てしっかり話をしたら理解してくれる人ってどれだけいる?
大人ができないことを、子どもに求めるのはハードル高いでしょうよ。
そんなことを話しながら、終業時間近くまで仕事の話を一切せずに、彼は税理士事務所へと帰っていった。

そして昨日のこと。
電話での打合せはちょくちょくしていたが、顔を合わせての打合せはあれ以来だ。
今回は開始早々、さくさくと打合せが進み、じゃあ、また次回、と腰を浮かせかけたら、「息子のことなんですが」と再びプライベートな話題が始まった。
またかよ~、と思いつつ耳を傾けると、これは、あかん、親だけじゃ難しいなあ。
「専門機関に相談しよう。行政に子育てのことを相談できる機関があるので、まず相談してみようよ」
と、提案してみた。
「小児鍼とか、効果があるってきいたんですが、どうですかね?」と彼。
あのね、まずちゃんと相談しようよ。
それからだよね。
「妻に伝えて、相談に行ってみます」そう言って帰る彼の後ろ姿を見送りながら、自分の過去を振り返る。
そうそう私も、同じだったんだよ。わかるよ、親がなんとかしょうと思っちゃうんだよね。
だけど、人に助けてもらっていいんだよ。相談してみようよ。ガンバレ~。

依存症の問題だけではなく、家族の問題で悩んでいたり、苦しんでいる人はたくさんいる。
私には幸い、自助グループがあるし、仲間たちがいる。
だから、相談できるし、助けてもらえる。相談されたり、手を貸すことができる。情報を共有できる。
ほんとに、幸せなことだ。

家族の問題で悩んでいたり、苦しんでいる人が、助けをもとめることができますように、支援に繋がることができますように。
そう祈らずにはいられない。

*NINA*



by familiesofaddicts | 2019-08-20 11:55 | Comments(0)