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タンポポの綿毛が風に乗って種子を運ぶように私たちの思いが​苦しんでいるあなたのもとへとどきますように。


by 関西薬物依存症家族の会

僕のかわいい次男坊

その① 覆い始めた悪魔


僕のかわいい18歳の次男坊が 

少年が入る国の施設に収監された


誰にでも合わせて

控えめで

運動神経はよく足も速い


塾も早くから通わせて

勉強も出来た


サーフィン、サッカー

僕と同じスポーツをやり

将来が楽しみで

僕が思い描いていた

いい人生を過ごしていくと確信し

そう僕がさせてあげないといけないと思い信じていた


僕が敷いたレールを多少のズレがあっても

順調に進んでいると思っていた


ところが次男坊の進んでいるレールは僕の思いとは大きく

逸れ始めていた事にまったくもって気付く事はありませんでした。


高校2年生の17

まだ寒い2月に僕のかわいい次男坊を

大切な家族を僕自身を悪魔が覆いかぶさり

すべてを容赦なく破壊し始めた


電話がなり

出ると学校からであった

息子さんの様子がおかしいので

別の教室で話し

自宅へ帰らせましたとの事


また大げさなこと事を先生が話しているとその時は思い

帰宅後に僕から次男坊と話し言い聞かせれば

すべてうまく行くと思い

今思えば全てコントロール出来ると疑う余地もなく

就業後急ぎ次男坊の顔を思いながら自宅に帰りました。


自宅に帰ると息子の姿はなく

またどっかに行った様子だったが

夕方過ぎに戻って来た


直ぐに2階に上がったが1階に呼び

次男坊は話しだした


少し口数がいつもより多いが普通に話が出来

来週からちゃんと学校に行くと約束し

先生が大げさに言ってるだけや

と言う事に僕も信じた。


だが実際は

その時すでに

次男坊は悪魔にむしばまれていた


話が終わり

週末でもありそのまま遊びに行くとの事で出かけた

これが次男坊が悪魔に取りつかれた事を知らない

最後の姿であった。


タカ


by familiesofaddicts | 2019-09-27 08:09 | Comments(0)