人気ブログランキング | 話題のタグを見る

安心できる居場所で

まさか自分の子どもが薬物に手を出すなんて、
考えても考えても信じられませんでした。
でもそれは実際に起こったことなのです

「この子を何とかしなければ」「薬物を止めさせなければ」
私の頭の中はそのことだけでいっぱいでした。
環境を変えるために引っ越しをし、
息子の変化を見逃さないために目を光らせ、
問題が起きればすぐに対処するという生活は、
私たち家族の生活を次第に狂わせていったのです。

誰かに助けてほしいのに、
周囲にそして世間に知れ渡るのではないかと恐れ、
助けを求めることができませんでした。
いつまでも・・・・・

薬物依存症という病気は、
自分の意志では薬物の使用をコントロールできないのだと、
完治はないが回復はあるのだと知ったとき、
今までの様々なことが腑に落ちたのです。
薬物を「止めること」はできても「止め続けること」は、
難しいのだということも・・・

息子は薬物を止めているとき、
「もう薬には手を出さない」と何回も約束をしました。
その度に裏切られては混乱状態に巻き込まれはしましたが、
あの時の「止めたいという気持ちはウソでなかった」のだろうと、
やっと思えるのです。

本人も家族も、
「安心できる居場所」と「信頼できる人間関係」の中で、
共感という絆を深めながら正直な気持ちを話すことで、
回復し続けていくのでしょう。

薬物依存症からの回復への道のりは、
決して簡単なことではないでしょうが、
それでも息子の起き上がる力を信じよう。
息子は回復する!
そう~私は心に決めたのです。

*sheep*


by familiesofaddicts | 2019-11-13 16:42 | Comments(0)