息子の怪我
2019年 11月 30日
先日、仲間の勧める映画を観に行こうとして
⭐︎メリー⭐︎
電車に乗っていた時、
依存症の長男の嫁からの電話がなる。
ざわつく気持ちで電話をとると、
息子が仕事先で怪我をして入院したと。
一瞬、どうしていいか分からなくなる。
ひとまず、入院先を聞いて電話を切る。
映画を観る事は諦め、そのまま病院に向かう。
病院に向かう道で、ずっと息子の事を祈り、
自分で自分を励ます。
大丈夫。大丈夫と…
だいぶ前の事だが、
息子が薬物を使っていた頃にも、
仕事先で怪我をした事があった。
その時は、自業自得や〜と顔を見ても
何も感じなかった私。
そういう態度がわかったのか、
息子から「もっと心配せーや」と言われた事を思い出す。
それから数年して、息子が逮捕される事となる。
社会復帰して、家族を持って
仕事で独立して矢先の今回の事故。
私の不安がよぎる。
病院について息子の顔を見て、
痛みはあるけど、大事な事はない。安堵した。
今の私は、今回の事も息子にとって
何か意味がある事と考えられる。
そういう風に考えられるようになったのも
息子の薬物の問題があり
救いを求めた自助グループに通っていたから。
息子と健全な境界線を引けるようになったからだと思う。
今日も私は病院ではなく、
自分の為に仲間のいる家族会に足を運ぶ。
息子の回復を祈りながら。
⭐︎メリー⭐︎
by familiesofaddicts
| 2019-11-30 08:15
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