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僕のかわいい次男坊 その⑩ 深い峡谷の底

夜が明けて 僕は仕事に向かった

昨夜は当然であるがほとんど眠っていない

食事もここ数日間 ほとんど食べていない

眠れないし 食べれない

食べ物は 全く美味しく感じ無いし

食べたいとも 思わない

仕事場でも 身が入っていない 

その場に居てるだけである

周りから見れば 異様であろう

無口でいて 顔の人相が変わるくらいに

ゲッソリとし 定時ないなや 真っ先に帰る

病院の面会時間が 19時までであり

少しでも早く行き 次男坊の様子を

確認したい その事が一日の全てであった

面会の度に 話し合った 思い返せば次男坊とは

これまで ゆっくりと話す機会が無かった事に

改めて気付いた 僕が寂しい思いを

させていたのだと思った

そんな思いが積り 次男坊をこんな状態に

させていたのだと思い 自分を責めた 

数日後に拘束が解かれた ほんのちょっとホッとした

まだ完全では無いが 状態は

安定して来ている様に感じられた

僕は毎日 病院に通いつづけ 

果物 ヨーグルト ハンバーガー 寿司 雑誌等々

求める物を 持って行き 差し入れた 

僕の毎日の日課となり 

少しづつでも回復に向かう事が 

僕の全てであって 救われていく様であった

いちから またやり直して行くしか無いと 

自分に言い聞かせた 約一ヵ月間の

入院期間をへて 次男坊は退院した 

先生や看護士の方が 

優しく見送ってくれた 

次男坊も完全では無いにしろ

回復している様子で こんな状況下の中でも

ひとまずは ホッとした気がした

ときおり話す事に 一喜一憂しながら

退院後の生活が始まった

この先 まだまだ問題はあるが 

全てうまく行く事を願った

僕のやる事は 沢山あり 

次男坊を守り2度と同じ様な事が

無い様にしなければいけないと 心に誓った

僕の次男坊のためと言う 

大いなる共依存と狂気の 

深い峡谷の底へと 落ちて行った・・・・

やぶれた タカのつばさ


by familiesofaddicts | 2019-12-06 23:11 | Comments(0)