誕生日に祈る
2020年 01月 15日
一月は長男の誕生月
その日、私はいつになく祈っていた。
「元気でいてほしい」と・・・
「今日は○○○の誕生日だなぁ~ 」と、
側で夫が言う。
それぐらい知っていると、
その側で軽く憎まれ口を叩く私がいる。
息子に対する思いに、
それ以上の言葉はいらない。
夫も祈っているのだろう。
「おめでとう」と、
言葉にだしては言えないけれど・・・
あれから何年の月日が経ったのだろうと、
息子の年齢を数える。
在りし日の息子の面影だけが浮かぶが、
息子も私たち夫婦も、
当たり前だが同じように年を取っていく。
それでも二人、
自身の回復と息子の回復を願いながら、
これからも、
自助グループに通い続けていくだろう。
自分を見失うことのないように、
仲間の中にいよう。
依存症からの社会復帰が困難であったとしても、
その日を信じていこう!
*sheep*
by familiesofaddicts
| 2020-01-15 21:50
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