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見た目にわからない病気


自助グループのミーティングへ向かう電車の中で依存症という病気は本当に理解してもらいにくい病気だなぁ~なんてぼんやり考えていたらふと思い出したことがありました。


娘が小学校の三年生くらいの頃に同じクラスの男の子に石を投げられて怪我をしそうになったことがありました。

わざわざその男の子のお母さんが謝りに来て下さったのですがその時に話されたことが当時の私にはよく理解できませんでした。


と言うのもその男の子はどうも感情的(精神的)な問題があるらしく、その病気について例え話を交えて話してくれました。


例えば薬を買ってきてと言えば買ってくる事はできるけれどお母さんが風邪を引いているから薬を買ってこよう!と言う風には考えることができないと言うようなお話でした。(だいぶ昔の話なのではっきりと覚えてはいないのですが・・・)

それ以外にも自分の思う通りにならないと暴れたり手がつけられなくなるようなこともあるようでした。


その時は娘の顔に石が当たっていたらどうすんねん!と言う怒りもありましたし、正直 「は?病気?」って感じで聞いていました。

だってその男の子は見た目普通だし運動神経もいいし成績は優秀だしとても病気と言う言葉とは結びつきませんでした。

でも今はあのお母さんはとても大変な子育てをされていたのだとわかります。


なんとか私に病気のことを知ってもらおうと一生懸命話してくれたから、そう言う病気があるんやなぁ。と言う事はボンヤリですが知ったのです。

私に話すのはとても勇気のいることだったと思います。

その時の一生懸命さが私に伝わっていて私の心に残ったのだと思います。


薬物依存症のことをわかってもらうのも至難の業ですが私もあのお母さんのように一生懸命伝えたいと思います。


それにしても見た目にわからない病のなんと多いことでしょう・・・


二十六歳になった彼と彼のお母さんが幸せでありますように。


                        yuzuriha.



by familiesofaddicts | 2020-01-26 02:19 | Comments(0)