ふと、思い出す
依存症の二男が高校生の頃、近所の先輩が乗らないからと借ていたバイクが盗まれた。
弁償するか否かでトラブルになり、バイク代を要求された。
そのバイクを貸したのも盗んだのも先輩自身であることは分かっていた、、
同じ手口で数人が被害にあっていた。。
その先輩は「薬物を使用している」と噂があった。それを信じていたわけでは無いし、
誠実に対応しようと決めて、納得できないことはとことん説明した。
第三者の介入を提案したら少し弱気になったのか、数万円の示談金で解決することで
お互い同意した。
示談金を払い、領収書を受け取った私に彼は「おばさん、町で会うことがあっても俺のこと
無視しますよね。」と思いもかけない言葉を投げた。
私は「それとこれとは別だよ。」と答えたら、少し安堵の顔で「ありがとうございました。」と
言った。
今思うこと。もしかしたら、薬物欲しさにそんなことを繰り返していたのかもしれない。
そして、彼にも仲間が必要だったのかもしれない。
すべて想像だけど、彼のさみしそうな顔を思い出す。彼をも生き辛かったのかもしれない。
そんなことがあったけど、笑っていてくれたらいいな。と、私に仲間が出来たから思えるように
なった。
sakura
弁償するか否かでトラブルになり、バイク代を要求された。
そのバイクを貸したのも盗んだのも先輩自身であることは分かっていた、、
同じ手口で数人が被害にあっていた。。
その先輩は「薬物を使用している」と噂があった。それを信じていたわけでは無いし、
誠実に対応しようと決めて、納得できないことはとことん説明した。
第三者の介入を提案したら少し弱気になったのか、数万円の示談金で解決することで
お互い同意した。
示談金を払い、領収書を受け取った私に彼は「おばさん、町で会うことがあっても俺のこと
無視しますよね。」と思いもかけない言葉を投げた。
私は「それとこれとは別だよ。」と答えたら、少し安堵の顔で「ありがとうございました。」と
言った。
今思うこと。もしかしたら、薬物欲しさにそんなことを繰り返していたのかもしれない。
そして、彼にも仲間が必要だったのかもしれない。
すべて想像だけど、彼のさみしそうな顔を思い出す。彼をも生き辛かったのかもしれない。
そんなことがあったけど、笑っていてくれたらいいな。と、私に仲間が出来たから思えるように
なった。
sakura
by familiesofaddicts | 2020-02-17 17:49 | Comments(0)