僕のかわいい次男坊その⑰ 母親の気持ち
2020年 03月 13日
見事に 僕の計画は破壊された
郊外学習後は 次男坊は
処分が決まるまで
自宅で謹慎となった
僕の揺るぐ事の無い思い
自分の子供は 最低でも
高校までは 卒業させるんだと
大学進学も 願わくば行ってほしいと
実際 この状況下でもこれまで
大学進学を 次男坊に進めていた
僕が勝手に 思い描いていた理想を
次男坊に 求め続けていた
だが 今回の件はそれを破壊し
全ては 終わったと思った
僕は 悔しさや 情けなさ 無力さに
涙が止めどなく 溢れ出た
僕を苦労して 育ててくれた
母親の位牌に 手を合わせた
僕が 母親にかけた 心配や苦労を
今になって ようやく理解出来た
心から謝り 後悔もした
そして 次男坊をこんな状況に
させた事を 謝った
僕は 一人泣き続け 終わる事の無い
悪夢を見続けている
線香のけむりは ゆっくりと
流れながら 部屋の中に
ラベンダーの香りを広げていった・・・・
やぶれたタカのつばさ
by familiesofaddicts
| 2020-03-13 20:16
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