まず私が自由になろう。
2020年 07月 21日
目覚まし時計のけたたましいベルの音で目覚めるたびに、今日こそ早く寝ようと誓う。
遅くとも24時には寝なきゃダメだ、と自分に言い聞かせる。
仕事を終えて帰宅する。
よし!今日は23時に寝る。寝ると言ったら寝るのだ!
ふと気づいて時計を見ると、あちゃ~、とっくに日付が変わっているではないか。
そう、私は夜更けの時間が好きなのだ。
早朝の清々しさも好きだけれど、夜更けの静けさや、なんとはなしに漂う退廃的なムードがたまらなく好き。
翌朝の辛さがわかっていても、抗いがたい魅惑の時間なのだ。
けれども世間の人たちは言う
夜更かしはカラダに毒だよ。
早寝早起きが健康の源だよ。
だから私は毎晩、今日も変わることができなかったダメな私、という罪悪感を抱えて眠りにつく。
そろそろ罪悪感を手放して魅惑の時間を堪能してもいいんじゃない?
そこまで正しく生きなくてもいいんじゃない?
好きな時間を心から楽しんでもいいんじゃない?
いつも正しくあろうとして、正しくなくちゃいけない、と自分を追い詰めて生きていたことがある。
そして自分だけじゃなく、家族や、周りの人たちにもそれを求めた。
おまけにその正しさの根拠は、『世間』なのだ。
常識から逸脱しちゃいけない、とか、世間体が悪い、とか。
なんという生きづらい日々。
私は、私の時間を楽しむわ。
あなたは、あなたの時間を楽しんでね。
けど、たまには一緒に楽しもうよ。
そう言えるようになったら、ずいぶん楽になるはず。
世間体、って案外自分が勝手に作り出したモノだったりする。
そんなモノに、私の自由を奪われるのはいやだ。
大切な人たちの自由を奪う私にはなりなくない。
まず私が自由になろう。
*NINA*
by familiesofaddicts
| 2020-07-21 14:48
| NINA
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