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タンポポの綿毛が風に乗って種子を運ぶように私たちの思いが​苦しんでいるあなたのもとへとどきますように。


by 関西薬物依存症家族の会

無力を知った、あの日から。

お盆に入る少し前の三連休。
本当はパッとビアガーデンでも行きたいとこだけど、テイクアウトでも取って
食事でもしようと、同僚宅に数人集まった。

年齢は30~50代と様々。
私はその日の午後に、1年かかった”12ステップ”(回復のための)プログラムを終えて、
少し安堵していた。
もちろん、これからもずっと、都度棚卸をし埋め合わせをしていくのだけど、一つの区切りとして。

親しい友人には薬物依存症の二男の事は伝えているけども、会社の同僚には、
同期の1人にしか打ち明けてなかったが、その日は私の区切りでもあったので、思い切って打ち明けた。

「そんなこともあるよね。」「話してくれて、ありがとう。」

その日は更なる区切りになった気がする。

思い通りに生きていけなくなったあの日から。無力を認めたあの日から。
少しずつだけど、私が変わっていくことで、どんな私も受け入れてもらえている。
本当は、自分自身を一番受け入れられたからなのだろうと、感じている。


sakura

by familiesofaddicts | 2020-08-17 16:38 | sakura | Comments(0)