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一生懸命だけど、間違っていた!そして自助グループに!

依存症の次男と暮らして行く中で、失望感や不安そして憎しみがどんどん増して行く。

次男に投影していた自分の生き直しが無惨にも崩れて行く、失望感

この先に起きる周囲からの視線や息子がどうなるか?分からない、不安

日に日に色んな薬物に手を染めて行き、エスカレートして堕落して行く次男の姿と一緒に生活していく中で、一番自分の中で噴出していたのが、自分の子供を憎む感情

そんな生活の中でも、息子をなんとかしたいと言う気持ちはあり、自分なりに色々やっていた。


それは、息子の心の声を聞いたり彼の立場になっていたのではなく、僕から見ていた父親的目線だった。

「なんとかしなければ」と言う気持ちは、今思えば母親である妻が次男の事で一生懸命だったからだと思う。

妻が居なかったら、見捨てていたか?閉じこもって関わり続けていたか?それとも追い込まれて最悪の事をしていたか?


薬物依存症家族の勉強会、非行少年の家族会などに通った。

「次男の依存症を治す手立てを、今すぐ知りたい。そして今すぐ何とかしたい。」という気持ちでいっぱいだった。


先日、家の中を片付けていたら、大きな「青い電球」が見つかった。

これは?? そうだ、あの時に本か?ネットで青色の照明を使ったら、心を落ち着かせる効果があり、犯罪抑止になる。という記事。

次男の部屋の照明を青色にした。

そんなことで、真剣に依存症が治らないかとすがっていた自分がいた。

しかし、なぜ?あの時に次男は素直に、僕の言うとおりに青色照明にしていたのか?疑問だ。


およそ5年前から、自助グループに参加するようになった。

その時の僕は最高にしんどかった。

勉強会や家族会に通っても、次男の依存症には何の効果も表れず、自分の会社の人間関係、遠く離れている実家の介護や家督の問題。

自助グループに参加しても最初はミーテイングに参加して、すぐ帰る。


最初ミーテイングに通っている時は、なかなか仲間の中に溶け込めれなかった。

別にそれを望んでいたわけでもなく、問題は次男の依存症を治したいだけだ。

フェローシップに誘われても、興味ないし別に仲間と話したいと持っていなかった。


数回ミーテイングに行くうちに、「しゃーない、一回ぐらいいったろか!」と傲慢な自分!

その時の記憶はないけれど、たぶん色々自分の事を話したのではないか?

今の自分だったら、新しい仲間の声を聴きだすというか、話してもらうように心がけているつもりだけど・・

たぶんそうして貰ったような??

しんどかった自分には、その時の記憶はないのが実際の話だ。


ミーティングとフェローシップに行くようになり、その場にいてもお客さん的感覚だったのが、少しずつ共感できる仲間意識を持てた。

そして、僕はこの仲間に愛されている感覚、必要とされている感覚が生まれてきた。

この、仲間意識的感覚と無条件で愛されている感覚は、なんだか遠い昔というか、初めてだったかもしれない。


そして、僕は仲間の力を借りてスポンサーシップを始めることになり、12ステップを踏んでいくことになる。

これは、勉強会とは違つていた。

同じ薬物依存症の自助グループの仲間ということで、本名もどこに住んでいるかも分からない他人が、こんなにまで他人のために一生懸命になるなんて。


鬱病は、脳内のセロトニンとドーパミンの伝達が上手くいかなくなった病気だと聞いていた。(間違っていたら御免なさい)

僕の場合、スポンサーシップが終わったら鬱の症状がいつの間にかどこかに行ってしまった。


そして、何時も肌身離さずしていた左の胸ポケットのお守り、右手首の天眼石の数珠

いつの間にかどこかに行ってしまった。


自分の生き方を変えると、びっくりだ。

どんだけ、自分は生き苦しさを持っていたのか?

あまり言ったら「眉唾もの」に思われそうだ・・


生きていたら色んな事があるし、すべてが上手く行く訳でもないが、明らかにそこが僕のターニングポイントであった。


GENGEN





by familiesofaddicts | 2020-11-05 13:14 | GENGEN | Comments(0)