「何か」の気持ち
2020年 12月 17日
最近、独立して一人暮らししている三男から、「父さん、話あるんだけど今度家に行くわ!」との連絡。
若干、予測はしていたけれど、「俺、子供が出来た。7月ぐらいに生まれる」
三男は只今24歳、子供が生まれるときには25歳になる。
少し、心の中には戸惑いがあったが、精いっぱい「そうか、おめでとう!良かったな!」と祝福の言葉。
4年ほど前にも同じような事があった。
離婚してあまり時を経たなくして、長男からの言葉。
覚えていないけれど、「今の彼女が妊娠した、再婚する!」
前の結婚では、出来ちゃった婚で一人の息子がいた。
その頃は多分、私が自助グループに通い始めていた頃ではないかな?
当時の私は、「〇〇あるべき!」全開の自分であった。
素直に、長男の事を心より祝福できない自分がおり、その時の感情は絶対態度に出ていたと思う。
時が過ぎ、長男は二人の娘に恵まれ時折遊びに来ている。
当時実家暮らしの三男と一緒に酒を酌み交わす時が増えてきた。
そこには、何時も依存症の次男はいない。
正月には、義理の姉夫婦が来て、長男一家も集まり楽しいひと時
そこにも、次男はいない。
孫の成長は著しく、可愛さのレベルメーターも急上昇!
しかし、何時も心の中には言葉にできない、「何か」があった。
そこには次男がいない事である、僕心の奥底の「何か」
今回の、結婚報告の会食時に、三男が長男家族を呼んでいいか?とのことに、「良いよ、三男が長男に言って、都合つけてな!」と伝える。
当日、長男の家族と三男と婚約者で集まる。
勿論、次男は居なかったが、私の心の「何か」は今回そうでもなかった。
その「何か」は分からないが?
次男に対する、罪悪感?絶望感?
次男を不憫に思う、哀れ感?
自分の気持ちだが、よく分からない、語彙力がない。
ある仲間の言葉で、ふと気付いた事がある。
自助グループに繋がり続けている時にも、次男の回復を願っていた。
私が思い描く、次男の回復のストーリーを
でも今は違う、次男のペースで進める回復の形へ
親都合の回復から、息子にゆだねるた息子の回復へ
それだと思う。
それが、長男・三男への感情の変化にも表れたのかな?
繋がり続ける事、12ステップを実践することで、何かが変わったが自分ではよく分からない。
自助グループの仲間と繋がり続けることで気付ける事であった。
GENGEN