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私たちが希望になろう

あと数日で2020年が終わります。

去年の今頃は、まさか新型コロナ感染症に世界中が翻弄されるなんて思ってもみませんでしたよね。
コロナ感染症だけではなく、暗い、厳しい、悲しいことがたくさん起こった一年でもありました。

その一方で、希望につながることもありました。

3月に関西薬物依存症家族の会を立ち上げました。
そして5月にこのブログを開設しました。
今まで批判を恐れ、沈黙を続けていた薬物依存症者の家族が、社会に向けて一歩足を踏み出すことができました。
恐るおそる踏み出した一歩でしたが、その一歩が大きく私たち家族の意識を変えていきました。
自分の置かれている境遇、依存症に対する社会的スティグマ、偏見を嘆いてばかりいた私たち。
これではいけない、そう思って改めて回りを見渡してみると、まだまだ助けを求めることすらできない家族、助けを求めても適切な支援を得ることができない家族がたくさんいることに気づきました。
こうしちゃいられない!ぐずぐずしていては何も変わらない。
よちよち歩きで方向が定まらない段階から、少しずつ進む方向がわかるようになりました。
たくさんの方の力を借りながら、来る年にはしっかりとした足取りでさらに前に進んで行きたいと思っています。

高知氏、清原氏はじめ著名な方々が積極的に自助グループや薬物依存症について発信してくださったおかげで、依然として批判はあるものの、ずいぶん社会の受け止め方は変わりました。
また高知氏には、大阪府依存症早期介入・回復継続支援補助金事業として関西薬物依存症家族の会が開催している意見交換ミーティングに参加していただいています。
リカバリーカルチャーが日本で根づき始めたことは、私たちの希望です。

You'll never find a rainbow if you're looking down.

チャップリンの有名な言葉ですが、かつての私たちはうつむいていたばかりに希望を見つけることができませんでした。
そして誰かが私たちのもとに希望を見つけてきてくれることをただ待っているだけでした。
今の私たちはちょっと違います。
私たち自身が誰かの希望になれるように、顔を上げて前に進んで行こうと思っています。

2020年の私の投稿は今日が最後です。
Today not someday を読んでくださってありがとうございます。

みなさま、よいお年を。

来年もよろしくお願いいたします。

 *NINA*




by familiesofaddicts | 2020-12-29 12:48 | NINA | Comments(0)