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それぞれの事情

現在、11都府県に新型コロナウィルス感染症緊急事態宣言が発令されています。
それによって、各地の自助グループが一時的に開催できない状況になり、オンラインによるミーティングに切り替えているグループがあります。

オンラインミーティングがあるからいいよね、というわけにはいかないところが悩ましい。
ネット環境が整っていなかったり、家の中では話せない状況があったり、オンラインミーティングに参加することができない人たちの事情がわかってきました。

”オンラインミーティングに参加している間は、仲間たちの話を聞いたり、自分の話をしたりで仲間の中にいる安心感があるけれど、ミーティングを閉じた途端にブツっとすべてがシャットダウンされた気がして、ものすごく孤独を感じる”
先日、このような仲間の話を聞いて、なるほどなあ、と思いました。
リアルミーティングだと、ミーティングを閉じたあとに仲間と話しながら帰途についたり、カフェでフェローしたり、緩やかにフェードアウトして日常生活に戻ることができますからね。

コロナ感染症の先行きはわからないし、たとえ終息したとしても、将来別の何らかの問題でリアルミーティングが開催できないことがあるかもしれません。
すべての人の事情に即した対応はできないかもしれませんが、どこにいても、どんな時にも、なんらかの方法で仲間と繋がることができる方法を考えていきたいと思っています。
なにかいいアイデアがあれば、教えてください。

この混沌とした社会状況の中、依存症の問題が始まったり、問題がより深刻化しています。
こんな時だから、なかなか相談できない、どこかに出向くことが難しい。
確かにそうなのですが、それを理由に家族は行動するのをためらったり、諦めたりしがちです。
ものすごく矛盾している感情なのですが、「苦しい、この状況をなんとかしたい、早く抜け出したい」と思う気持ちと相反する「どうせなにやっても変わらない、変わることが怖い、新しい行動をするのが億劫、不安だ」という気持ちが、当事者家族の中にはあります。
どうかすると、後者の声が大きくなって、家族をぺしゃんこにします。
だからこそ、ミーティングや仲間が必要です。

それぞれの家族にはそれぞれの事情がある。
こんな事情があるから、私は動けないのです。と言って諦めてはいませんか?
まず、その事情を話してみてください。
かつて、同じような事情で、同じように動けない!と諦めていた経験を持つ仲間がいるかもしれませんよ。
その仲間の話をきいてみましょう。
そしたら、あなたも動き出せる、きっと。

どこに、誰に、どうやって相談したらいいかわからない。
そんな時は、私たちに連絡してくださいね。
連絡待っています。

 *NINA*



by familiesofaddicts | 2021-01-19 11:11 | NINA | Comments(0)