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感情の持ち方

前日に、ある書物を読んだ。

書物の中で「絶望で危機に陥る」と文字に考えさせられる。

依存症者との生活の中で、「絶望」という言葉は一番シックリと感じる。


自分が後悔していた人生を、子供の将来に投影させて自分の生き直しを願っていた。

息子が依存症になり、息子の将来の希望が絶望に代わり私の感情は危機に陥っていた。

感情の危機!それは、不安・羞恥心・罪悪感・人に会いたくない、話したくない。


私は、「世間体なんか気にしてない」とか言っているけれど、全くの嘘っぱちだった。

ある仲間の話を聞いて、自分自身に噓をついていたことに気づかされた。


パパ友や同級生なんかと久しぶりに出会うと、子供の話題は必ずと言っていいほど出てくる。

親しいご近所さん・親戚の集まりなど、そこにいる私は心の奥で「息子のことを聞かれたらなんて話そうか」と準備をしていた。


息子が依存症になる前は、息子の人生を自分都合で勝手に決めていたし、依存症になりそれに叶わないと感じれば、息子の将来を勝手に悲観してジャッジしていた。


自助グループの青い書物には、そういうことを直していきましょう!と書いてあるが、ただ読んでいるだけで、中々自分の感情を切り替えることは難しい。

自分の生き直しは子供にさせるのではなく、自分自身が生き直しをすることが正しいと言う事を教えてもらった。


まともに考えたら当たり前のことであるが、以前の私はそうではなかった。

それは親心なのか?私の歪んだ感情なのか?

子供の幸せは、親の幸せ。

子供の借金は、親が肩代わりする。


自助グループで、自分の恐れ・恨みなどの感情のコントロールの手段を学んだ。

息子の将来のコントロールから、自分の感情のコントロールへ。

とか言っても、依存症者と生活を共にしていたら非常に難しかった。

息子との物理的な距離が出てきている時に、私は進めることができた。


今の私は絶望の感情が薄れ、息子の自立を希望する感情へ移っている途中だ。

そして、自分自身の希望だ。


「希望」という感情は、素晴らしい。

薄暗かった世の中が明るく見える、久しぶりに「ワクワク」する感情を感じることもある。

ポジティブ感情を持ち続ける事は難しいことではないが、それには絶対に必要なことがある。

ミーティングに参加する事と、ステップの実践だ。



GENGEN


by familiesofaddicts | 2021-02-11 09:07 | GENGEN | Comments(0)