無力を認める
2021年 03月 29日
もう、ここ1年くらいになるのか、友人が大学生の娘の摂食障害に悩んでいる。
体重も生活出来ているのがギリギリなとこまで落ちている。
先日、少しでも気が紛れればと、数人で友人宅へお邪魔した。親娘共に疲れているように見えた…
2人の会話を聞いていても、腫れ物に触るような感じだ。
友人に色々と勧めても「仕事が忙しくて」「そこは通うには遠くて」と、言う。
私もそうだったから、気持ちも分かる。
ナラノン(薬物依存性家族会)に繋がっても、中々無力であることを受け入れられず、プログラムも始められずにいた。そうして居るうちに無力である事を認めざるを得ない大きな出来事があって、今の私がある。
そうなる前に…と思うのだが、誰にも彼女をコントロールする事は出来ない。
ただ諦めず、彼女に情報を届けよう。回復に繋がりそうな場へ誘い続けよう。
回復へ向かうには‘無力を認める’事が、一番難しいと聞いた。それをとても実感して居る。
sakura
by familiesofaddicts
| 2021-03-29 14:28
| sakura
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