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つらいと言える安堵感

男子たるもの、人前で泣いちゃあかん!

なんて、カッコ付けていたのは昔の話。

50歳も過ぎれば、涙腺はゆるみっぱなし。


息子の薬物依存の件で、何とかしなきゃ!と

とにかく頭の中がグリグリになって

辛いときには泣くどころか

家の中では相手を非難ばかりしていた。


自助グループに通いだしたときは

意識をしていたつもりはないが

全身鎧を着て弱みは人には見せず

ただ、淡々と話していたかな?

あまり当時の記憶がないのです…


でも、声が詰まり、涙があふれだしている時

仲間は次の声が出るまで

静かに優しく待っていてくれていた事

あの時のことは鮮明に覚えている。


自助グループの分かち合い(自分の近況や気持ちを話す)では、

ユニークな話をする仲間もいる。

その時はみんな笑顔で、大笑いする。


一人の仲間が、辛い気持ちを話すときには

みんなが静かに耳を傾けている。

依存症の問題で辛い経験をしていること

心の辛さで、押し潰れそうになっていることは

そんなに人に言える事ではない。


自分の奥に押し込んでいた

依存症者へのこと

家族のこと

職場関係のこと

そして、自分のこと


辛い気持ちが充満してきたら

仲間に聞いてもらうと言うよりは

自分の気持ちをさらけ出す。

自助グループは、決して愚痴の掃き溜めではない


共感してもらえること

仲間の話に共感することで

暖かい安堵感を感じる事もある。


それで依存症者の問題が解決する訳ではないが

私の心は少しほぐれる

それが何かの足掛かりになるだろう。


GENGEN


by familiesofaddicts | 2021-04-22 00:01 | GENGEN | Comments(0)