仲間

自助グループに通うようになって頻繁に使うようになった

「仲間」という言葉。

息子の依存症の相談をしようと思って通い始めた所で

私の仲間を呼べる方達と出会うことになるなんて

想像もできませんでした。

今現在の困った事や、

昔の辛い出来事。

息子が逮捕された時。

少年院に行くことが決まった時。

いつも仲間にその時の出来事を聞いてもらいました。

依存症という病気に決定的な治療法はないのかもしれない。

悲しくなる時もある。

そんな時は、仲間の話を思い出して

「あの人もこんな事を言っていたなぁ」と

また前を向こうと思い直します。

未成年ながら身元引受しないで、

手を放しました。

後悔はしていません。

息子は息子の道を歩いていく。

私は私の道を歩いていく。

お互い仲間と一緒に歩けるといいなぁ、

と思います。

すずめ