ギフト

近ごろの息子、少し穏やかで落ち着いているように感じる。

息子は数ヶ月回復施設でお世話になった事がある。

先日、その頃の事を思い出していろいろ話してくれて、

初めてその頃の息子の気持ちを知った。

回復施設に行かせてくれて感謝してるとも言ってくれた。

そんな言葉を聞ける時が来るなんて、

薬物の問題でどうにもならなくなっていたあの頃には、

到底考えられなかったことだ。

素直に嬉しかった。

回復施設に行くことがゴールではないし、

依存性という病気、息子の生きづらさが無くなった訳ではない。

これからも紆余曲折あるだろう事は理解している。

だけど、息子は息子なりの成長がきっとあると希望を持っている。

そして長い道のりの先にある息子の回復を、

心から信じようと改めて思う。

自助グループに繋がる事が出来て本当に良かった。

そうでなければ、今も巻き込まれて苦しみ続けていたのではないかと思う。

これからも、自助グループの仲間に助けてもらいながら、

心休まる居場所となったミーティングへ通い続けよう。

そして、まだ一人で苦しんでる仲間が、

自助グループに繋がれる日を待っている。

macaron