新婚生活のはじまり
2021年 11月 15日
依存症は、全てのものを歪めたり破棄する力がある
息子の体・友人関係・息子の将来
そして、家族の希望や夢まで無残に潰してしまった。
依存症は、ジワジワと確実に家族の関係を変えていった
優しさ・思いやり・安らぎは跡形もなく消え去り
苛立ち・憎しみ・恐怖や不安が家の中いっぱいに充満していた。
3人の息子の次男を兄弟はさげすみ
笑顔であふれていた三男は
心の奥に闇を抱える様になる
うちの子ワンちゃんも、頭に10円ハゲが出来て家出をする始末
僕ら夫婦も当然のごとく最悪な形に
愛情と表現できる物は少なく、不満や苛立ちをぶつける
「この人と結婚していなかったら、こうなっていなかったかも?」
多分そうだろう!
口には出さなくても、お互いに思っていた。
6年ほど前に、パートナーから告げられる。
「三男が自立したら、離婚して欲しい」
確かに、自分の苛立ちをぶつけ、なんか気に食わなく思っていた。
でも、離婚なんて考えていないし
それを前提に生活していくなんて
苦しいよ!
それを言われた翌日から、普段と変わらない日常
顔つき・態度が昨日と同じ
でも、心の中は昨日と違うであろう、いや絶対に違うんだ
孤独と不安の日々が続く
仮面夫婦なんて、僕には無理だよ!
あれから、夫婦ともに自助グループに繋がり
ステップを実践し、ともにスポンシーを持つ立場
自分の過去の出来事に影響されない生き方をしていく
自助グループでは、仲間からの愛を感じられるようになった。
次第に、自分の過去を振り返り
改めてその時感じた感情を思い起こすことが出来た。
それは未来の自分にアドバイスが出来る。
このブログや、投稿、メッセージ活動も
同様だから出来る範囲で参加する。
先日、僕が投稿した文書を読みパートナーからLINEが来た。
「・・・5年前の離婚話にピリオドを付けて改めて
共に生きませんか?」
5年前でなく、もっと前だろう
なんで、「?」がついてるの?
心の中で、「ツッコミ」を入れながら
僕は、彼女に2回目の
プロポーズする気持ちになった。
「楽しいことも辛いことも
一緒に感じて乗り越えていこう
僕は、あなたが世界で一番大好きで大切です!」
本日11月15日は結婚して34年
いろいろあった。
長い時間が掛かったけれど
やっと本当の夫婦と言うものに近づけて行ける気がする。
仲間と自助グループは
僕たちを優しい愛情で包んでくれている
ありがとう
GENGEN