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タンポポの綿毛が風に乗って種子を運ぶように私たちの思いが​苦しんでいるあなたのもとへとどきますように。


by 関西薬物依存症家族の会

一人ではない生き方の変化

なんとか辿り着いた自助グループ。

最初は、不安や馴染めない自分を感じ、

席はいつも端っこですぐに帰れる場所。

孤立していたのは、わかっていたけれど

私は、それで良いって強がっていた最初の頃を

思い出す。

「人に頼れない、自分の心を開けない。

 開くと私が私でいられない。

 恥ずかしい

この事を息子の依存症の問題を通じて

私が変わるきっかけになっていったのかなと

思います。


仲間の助けを借りて

ゆっくりと心を開いてみることが出来るかもしれないとプログラムに取り組んでいった。

プログラムでは、私の生きづらさの癖が見えて

その癖を認めて行動を変えて行く。


自分はより良い人生を送る価値があることを少しずつ理解できていく。


先日、依存症の次男と話す機会があり、

「やっと子放れできるような感じ。」って言うと

彼は、「お母さん楽しそうやな。生まれてくれて、産んでくれてありがとう〜。」って言っていた。

少しおかしかったけど、なによりの言葉に

心が喜んでいた。

そして、依存症の影響を受けていた三男にも

「なんか、お母さん人が変わったみたい。

楽しそうで安心したって言われた。


私の変化が彼たちの心を軽くすることができたならそれは、嬉しいこと


孤立して辿り着いた私でしたが、

今は一人ではなく

私が自分と向き合うことで変化が起きたこと

そこには、仲間が支えてくれたこと

どこからでもやり直せる事を

感じました。


IKO






by familiesofaddicts | 2021-11-29 09:39 | IKO | Comments(0)