関西薬物依存症家族の会のブログ
2022年 02月 05日
次回の家族相談会は2月20日(日)です!
「アルコール依存症、コカイン中毒、セックス依存、
過食症、買い物依存症、マリファナ中毒、処方薬‥」
トップシーンからアクセル全開な映画の主人公が、
グラミー賞を5度受賞した世界的ミュージシャン
エルトン・ジョン。
天才歌手の1950年代から1991年初頭迄を
描いたミュージカル映画『ロケットマン』を観た。
2019年にロードショーされた『ロケットマン』は、
冒頭から引きずり込まれ‥、
アッ!と言う間にエンドロールが流れていた。
で、今回は最近ハマってしまっている
真夜中のひとアマゾン‥。
眠たくならないように、
暖房をつけず、毛布をひざにかけ‥、
手にはお湯で割られた琥珀の液体で鑑賞会。
映画館でないので、
「‥‥うむ! ワケワカメ!!」
なシーンは、少し戻ってプレイバック。
しかも‥、
画面を一時停止して下位置に流れる
翻訳スーパーをじっくりと味わえる。
深い‥。
依存症から回復への道しるべとなる
シーンや台詞が満載。
だから‥、
映画館では、衝撃的な感動やったけど。
鑑賞会では、圧倒的な感銘を得るから、
寝不足になるけどヤメラレナイ。
ネタばれに留意しつつ、
例えば‥、
「僕を抱きしめてくれないの?」
「ここからは自分で立て」
「お前は俺の兄貴だから」
Change your way of life.
依存症者を抱える家族だからこそ、
全身に沁みこんでくるパワー・ワードがずらり。
寄り添ってくれるひと。
わかってくれるひとがそばにいてくれれば‥、
回復できると、強いメッセージに勇気付けられる逸品。
実際‥、
エルトン・ジョンは更生施設で
一年間かけ依存症と闘い翌年に名曲をリリース。
全世界を魅了することに。
依存症という病気に翻弄される
人物の半生を映画化するという懐の深さ。
そして、その作品を惜しげもなく
賞賛できる、その国の文化。
日本も依存症からのリカバリーカルチャーが
根ずくことを願った名作だった。
加筆
いまなら90日間無料キャンペン中。
けっして、アマゾンの関係者ではありません。(笑)
Pon &Cotsu
