謙虚な気持ち
2022年 02月 25日
息子の依存性の問題でどうにもならなくなっていた頃、どんどん痩せていって妄想の世界にいる息子に絶望していた。
誰かに息子を助けてもらいたい、生きてさえいてくれたら…と思っていた。
何とかしたい一心で、次々と起こる問題を尻拭いし続けても息子は改心する事はなかった。
私は自助グループに繋がることで、ようやく息子の病気に対しては何も出来ない、無力を認める事ができた。
自助グループの仲間に話を聞いてもらい、仲間の経験から沢山学ばせてもらって、心の落ち着きを少しずつ取り戻している。
だけど、今でも心が揺さぶられる出来事があったり、心が疲弊しているとすぐに私の欠点が顔を出す。
あの頃、生きてさえ…と思っていたはずなのに、それ以上を期待する気持ちやコントロールしたい気持ち、そして起きてもいない事を恐れる気持ちが出てくる。
そんな時は自助グループのミーティングに行くのが私の特効薬になる。
あの頃があったから今の私がある、全ての事柄には意味がある、謙虚な気持ちと感謝を忘れてはいけないと、いつも思い出させてくれる。
私と同じように、今も依存性の問題で苦しんでいる方が、自助グループに繋がって少しでも楽になれるように待っています。
macaron
毎月第3日曜日に、家族相談会を行っております。
ご連絡は下記まで
kazokunokai89@gmail.com
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by familiesofaddicts
| 2022-02-25 05:30
| macaron
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