注射針が怖い
次回の家族相談会は3月20日(日)です!
子供の頃から血が苦手だった
血を噴き出している傷口はとても見れない
アカンタレな自分
当然、注射も怖い。
尖った小さな金属のパイプが体に入ることを
想像すると、気持ち悪くなってくる。
加えて、私の血管は細く奥にあるため時には針を刺しなおす事がある
私にとっては恐怖そのものだ。
6年ほど前から400ml献血を続けています。
そのたびに怖くて、看護師さんから
「大丈夫ですか?気分悪いのですか?」と尋ねられ
「いえ、ただ怖いだけです」と答える
「男性の方は、弱いですからね~」と
毎回、同じ話のやり取りをしていると思う。
当時の私は自分を犠牲にしたら
神様がそれを見ていてくれて息子の依存症を
チョットだけ直してくれるかもしれない。
そう思って・・・
可笑しいでしょう~!
そんなので、次男の依存症は治らないと分かっていても
もしかしたら?と淡い期待を持って・・・
息子の薬物使用に対して親としての罪悪感を抱いていた私
今思えば、笑ってしまう。
あと、もう一つあるのですが・・・
自己肯定感が低い私は、何のために私は生きているかと考える
献血をすることで世の中の役にたっている
自分には生きている価値があると
そんな事も思っていた。
生死について語るつもりではありませんが
生きている、それだけで良いじゃないですかと
最近、思うことができた。
ここ数年、いろんな感情が自分の中を駆け巡っていたが
少しだけ何かが変わったような気がする。
自分のせいで息子は薬物を使ったとか
息子には価値がないとか思わなくていい
私も息子も生きている、生活をしている。
いや、価値というモノサシで測るのではなく
それだけで素晴らしいことだと思う。
それには少し時間が掛かりましたが
経験と知恵を持っている自助グループの仲間に繋がり続けること
そして孤独な私を受け入れてくれる仲間
いまは何か良い方向に向かっている感じがする
そう思えることが出来ました。
GENGEN

by familiesofaddicts | 2022-03-03 06:17 | GENGEN | Comments(0)