依存症という病

息子は依存症になった気がする。

しかも、薬物依存性。

だとすると、とんでもない事になってしまった。

当時はそう思いやりきれない思いと不安の中で日々を送り、これから先どうなるのだろう。

そればかり考えていました。

さて、今の私はどうでしょう。

息子の状況はさておき、私は毎日仕事をしつつ、

ご飯もちゃんと食べ、夜にはぐっすりと眠りにつく。

時には旅に出かけます。

友人とご飯を食べに行き、買い物にも行きます。

家ではドラマを楽しむ。

そんな、ありきたりだけど落ち着いた生活を送っています。

当初はそんな生活に戻る事はもう無理だと思っていました。

でも、私が考えを変え、依存症について理解を深めるうちに、息子ではなく私の行動が変わっていきました。

そして、もう取り戻せないと思っていた生活が戻ってきました。

というより、以前にも増して、落ち着いた生活とやすらぎを手にする事が出来ました。

息子が薬物を使い依存症になってしまった現実は

もう変えならない。

それでも時間は過ぎてゆく。

そういう日々をどう過ごすか？

くよくよと考えている方が楽に感じる時もありました。

でも今は勇気を持って、健康的な一日を送れるよう努力しています。

自助グループで教えてもらった「今日一日」。

すずめ

毎月第3日曜日に、家族相談会を行っております。

ホームページ | 関西薬物依存症家族の会 (wixsite.me)

ご連絡は下記まで

kazokunokai89@gmail.com

※秘密は厳守いたします

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