家族
2022年 03月 08日
家族会や自助グループに参加しているのは、薬物の問題を抱える人の母親、父親、配偶者など。年代も様々。
いろんな人の話を聞くことができる。
私は息子を持つ母親の立場だ。
もともと社交的でもなく、今の住所に引っ越してきてから、いわゆるママ友もいなかった私は、家族会や自助グループに参加するようになって、他のお母さんたちの子どもを想う気持ちをたくさん聞いた。
共感することも、学ぶことも多い。
辛い経験を経てきた人たちばかりなのに、みんな明るい。そして優しい。
私の焦る気持ちややるせない気持ちを落ち着かせてくれる。
これから取るべき行動の指針にもなってくれる。
夫は息子とはほとんど、いや全くと言っていいほど会話がなかった。
問題を起こす息子を無視するか、怒鳴るか、どちらか。
私が息子のことを話そうとしても聞く耳を持たない。
どうして?あなたも親でしょう?と責めてきた。
でも、他のお父さんたちの話を聞くと、同性となる息子に対して、母親である私とは違った想いや葛藤があることを教えてもらった。
薬物の使用がわかって、最初は息子をどうにかしてもらおうと思って通い始めた自助グループ。
息子しか見ていなかった私は、もう一歩下がって、私自身と夫のことも考えるようになった。
問題が起こるたびに同じことを繰り返してきた私たち家族。
息子が大っ嫌いだと言っていた家族。
少しずつでも変わっていけたらいいなと思う。
nop
毎月第3日曜日に、家族相談会を行っております。
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by familiesofaddicts
| 2022-03-08 13:04
| nop
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