「依存症は家族の病気です」って???
2022年 03月 10日
次回の家族相談会は3月20日(日)です!
当初、この言葉は何を意味しているのだろう?と
私は依存症でも無いし
主人、長女、二男は
普通の生活しているのに、、、
「依存症」という言葉もピンとこなく未熟そのものでした。
その頃から約11年が過ぎ、現在息子は36歳です。
その間の出来事は、
専門学校時代、進路決定の時期に「一つ上の資格取るために先輩のところで見習いのアルバイトしながら、週末学校に行く」と。
その言葉を疑いもなく信じ、当時は、車の購入、保険、税金、ガソリン代、携帯代支払いなど
子どもが自立するまでは親の役割と思っていました。
アルバイトしながら週末は学校にも通っていると...,
その時点で、もう既に息子の行動と親の思いの大きなずれが生じていたのに全く気が付かず.....
周りの友達が就職、結婚と変化しいく頃になっても息子は生活スタイルが変わらず、一向に就職する気配がなく口を出すのは母親の役目で父親は子どものこと、家の全てのことは私任せのスタイルでした。
事が生じた日は、忘れもしない、すごく暑かった真夏の夕暮れでした。
前日から連絡が取れなくなっていた為、唯一知っている中学校の友達に聞くと
「おばちゃん知らん?
昨日の夜、警察に捕まって携帯のニュースにも流れているよ」と!
その時は窃盗での逮捕でした。
息子に何が起きているのか信じられなく、驚きとショックで冷や汗と嘔吐。
助っ人役割の現行犯で逮捕され、その後.取り調べの中で、車中の薬物所持、使用が発覚しました。
刑事事件関係の用語、流れ、もちろん薬物問題についてなんて、ど素人!
「薬物」関係のことを調べていくうち「依存症は家族の病気です」を知りました。
息子は、執行猶予期間を終えてしばらくは仕事に就きましたが
又再使用で服役、
その後、病院、施設のグループホームを経て
現在は、仲間の方の見守りの中で、一人暮らしをしております。
私は今、この「依存症は家族の病気です」の意味がはっきり理解できます。
とにかく私が「共依存」という病気であること!
家族会や自助グループに繋がり色んな学びができる機会に恵まれました。
自分を見つめ、自分を知り、自分がどうしたいかという
自分に焦点をあてることが少しづつながらできるようになっていると思います。
日々生活の中で色んな事が起きると先行き不安が強く、恐れや妄想で事を深刻にしてしまい、そして様々な出来事の選択時には周りの目が気になり迷ってしまうことが多い私です
どんな病気でもその病気の現状から原因を探り、それに見合った治療をして治癒していきます。
この依存症という病気は治癒出来ないけれど回復はできる!
時には回り道、寄り道をしながら回復に向かっていくと!
家族会や自助グループは、その過程を辿りながら回復されている仲間の方が沢山おられます。
そしてたくさんの処方箋やサプリメント、
心の栄養がもらえます。
薬物関係で心痛めておられる方
どうか早く家族会に繋がれますように❣️
miko
毎月第3日曜日に、家族相談会を行っております。
ご連絡は下記まで
kazokunokai89@gmail.com
※秘密は厳守いたします
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by familiesofaddicts
| 2022-03-10 08:26
| miko
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