関西薬物依存症家族の会のブログ
2022年 04月 16日
「それ、共依存の典型的な行動やなぁ」
などと、知ったかぶりを好むCotsu
ふむ!?
「知ったかぶりの類義語ってなんやろ?」
Cotsuは、ググる。
そう。言葉の意味を知らずして発するから
慌てて後から助けをグーグルに求める。
で、知る。気づく。焦る。
利いた風
小賢しい
生意気
等々‥。
こどものころ‥、
よく周りの大人たちから放たれた
言葉がいくつも現れた。
「屁理屈をこねるな!」
ともイロイロな人から言われもした。
Cotsuは、いつも、うそぶいた。
「屁が理屈なんか言わへんわぁ」と。
Cotsuは持っている‥、
そんな知ったかぶるDNAを。
Cotsuは、いつも歩く。
そして、いろんなことを思い出す。
朝、何たべた?
たべてへんちゃうん??
直近の記憶や人の名前は‥、
忘却の彼方なのに、昔は蘇る。
「あそこにあったドブでザリガニを獲ってたなぁ」
「あの丘でヤギがのんびりメェ~と鳴いてたなぁ」
「この道で急に飛び出したら車にはねられたなぁ」
そして‥、
薬物を入れトローンとした
暗い瞳の息子へ最低な言葉を投げつけたなぁ。
「ギャギャ屁理屈をこねるな!!」と。
さらに‥、
「おまえの人生、終わってんな!」
「将来、絶望的なんわかってるか!」
酒に酔い
馬乗りになり
胸ぐらを掴み
壊れたレコーダーのように‥、
何度も、なんども、ナンドモ。
彼の未来を悲しみ、否定した。
「回復」という知識もないくせに
「知ったかぶって」
彼の人生を愚弄した。
ほんま‥、
スマンかった。
ごめん‥、
薬物依存症が「病気」って
知らんかったんや。
だから‥、
薬を止められへんことが、
理解でけへんかったんや。
愛する息子‥、
しんどかったなぁ。
これから、あんたの回復を邪魔せんよう
俺もボチボチとやけど仲間と一緒に生き直すわぁ。
と、Cotsuは、
ユルリと前へです。
Cotsuの轍を踏まないよう
明日の相談会にお越しください。
Pon & Cotsu