家族の病気
2022年 06月 24日
あるテレビ番組を見ていました。
途中からだったのですが、ドキュメンタリー番組で、
出生前診断の事をテーマにしていたものでした。
話を進めていく記者?の方にはダウン症の妹さんがおられ、姉という立場で番組が進められてました。
出産前に、お腹の子供にハンディがあるとわかって、
出産を断念した方や、
わかっても出産をされた方。
それぞれの話があり、番組が進んでいきました。
その中で、語り手の記者のお母さん、お父さんのインタビューがありました。
妹さん(娘さん)が生まれ、ダウン症だとわかった時の気持ちはどうだったか?という問いに、
お母さんもお父さんも、
「受け入れるのに、2〜3年かかかった。今思えば、生まれてきた娘のことよりも、これから自分の人生はどうなるのだろう、と不安になった。それは自分勝手な考えだったかもしれない。
今は、なくてはならない存在なのに…。」
どんな病気やハンディでも家族は同じような思いにになるんだなぁって思いました。
私も、息子の依存症の事がわかった時は
「私はどうなるのか?どうなってしまうのか?」
そんなことばかり考えてたように思います。
生まれつきではなくても、
人生の途中でさまざまな出来事があります。
先の事を考え不安になるより、
辛いことや受け入れたくない現実もそれには意味があり、
与えられているのだと、
少しは思えるようになりました。
離れて暮らしてはいますが、
息子は私にとって、
かけがえのない大切な家族である事に変わりはありません。
息子と出会えた日からずっとそうです。
すずめ
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by familiesofaddicts
| 2022-06-24 12:48
| すずめ
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