関西薬物依存症家族の会のブログ 泣けてきた
2022年 10月 02日
「泣けてきた」
コロナに急襲された2年半前。
ミーティング会場が封鎖され窮地に陥って
緊急避難として仲間とスタートしたラインミーティング。
一時期は100人に到達する程の勢いがあった。
しかし、人数の増加と反比例するかのように‥、
安心安全な場所のはずのミーティングが、
すこしずつ、ほんの数ミリのズレが生じ始めた。
変えていく勇気。
が、必要とされるタイミングがきているのかも。
仲間と今後のラインミーティングをどうすれば良いのか?
意見交換する検討会が開かれた。
温度差があり‥、
目的の差異があり‥、
環境の違いがあり‥、
検討会は、踊り続け‥。
わたしは、内心「泣けてきた」
一枚岩だと信じていたけど‥、
「全然ちゃうがなぁ‥」と。
恐ろしいほどの傲慢な感情が湧いてきた。
会議後、仲間から
いろいろな温かい言葉が舞い込んできた。
翌日、共に歩んできた仲間から
「ラインミーティングから退出します」
との連絡を受け、多くの事に気づかされた。
嫌われる勇気。
が、私には足らないという欠点。
言葉を変えれば、「不正直」
仲間の意見に‥、
仲間の正直な心に‥、
仲間の手放す実践に‥、
素直に感謝の気持ちが湧いてきて‥、
本当に「泣けてきた」
仲間のプログラムで得た正直さの
凄みが全身に沁みこんできた。
出来ないことは、しない。
嫌なことは、嫌という。
嫌われる勇気をもって手放す。
わたしが、最も苦手なことばかり。
本当に多くの気付きがあり、仲間に感謝。
今、薬物問題で苦しんでおられるなら
ぜひ、家族相談会へお越しください。
そして。自助グループに繋がって
回復のプログラムを手に入れてください。
必ず、思いもよらないギフトが届きますから。
Pon & Cotsu