北風さんは、心が寒い
2022年 10月 13日
朝晩がめっきり寒くなり
北風が吹く冬が来ると思えば、チョット気重な気分にもなる。
真夏には、冬が恋しくなり
真冬には、夏が恋しくなる我がままな自分
薬物依存の息子と一緒に暮らせいていたころに
何とか止めさせることに躍起になりそのためには
あれやこれやと、力ずくであろうが、泣き落としであろうが
散々やって来て、挙句の果てに自分の心がすさんできた。
絶望感や不安が、死んで欲しいと思う憎しみの気持ちに変わり
そして息子を無視するようになった。
そんな中でも、薬物を止めさせるために色んな所に行き
そして自助グループに繋がることが出来た。
私はこの薬物依存症の問題を「北風と太陽」の教訓と
ある意味同じような感覚である様に感じた。
焦らずにじっくりと着実な方法を選択することを学び
彼が自らの意志で薬物を止めようとするためには
どうした良いかと。
そして、息子が薬物使用を止めれば、家族がまたあの時の幸せな時に戻れると
色んな勉強会、家族会に参加したが
息子依存症を助長させてしまい悪化の一方たどっていった。
私は、自助グループに繋がることでそれは好転した。
これは、自助グループが良くて
他の勉強会・家族会が良くないと言う事ではありません。
自助グループが私には合っていた、お薬を選ぶように
北風の様に依存症者を、変えよう変えさせたと力ずくでいた自分を
自分に目を向け、冷たくなっていた感情を少しずつ温めて行った。
自分の心が病んでいたら、物事は変わらなったと思う
それが、私にとっての着実な方法であり
その処方箋が合っていたように思える。
苦しい思いをしているのは、自分だけだと思っていた。孤独感
誰も、自分の気持ちを分かってもらえないと感じていた。疎外感
そこには、ありませんでした
みんな、同じ経験者ですから。
今抱えている問題に苦しんでいる事を話してください。
相談会でお待ちしています。
GENGEN