時間潰し
2022年 10月 18日
ある朝、職場で上司のコーヒーをコーヒーメーカーで淹れていた時に思ったこと。
いつもは、机の上を雑巾掛けしたりだとか、ゴミ箱のゴミを集めたりだとかするけれど、その朝は全部終わって、朝の準備はコーヒーだけでした。
ぼんやりコーヒーが出来上がるのを待っていましたが、、、遅い！
コーヒーが出来る上がるのって、こんなに時間がかかったっけ？
ボーッと待ってるのも、もったいないなぁ、と思い、自分の机で雑用をして、コーヒーを見に行ったら、もう出来上がっていました。
そうか、今か、今かと待っていたから遅く感じたのか。
そこで、息子への私の思いを考えました。
薬物の問題が起きる以前から、いつも、何かを、今か、今かと待っていたような気がします。
夜中まで帰ってこない時、
今、何をしているか？
どこにいるか？
息子を常に、凝視して、仁王立ちして待ち構えているかのようでした。
もともと、私は時間を潰すのが得意な方で、待ち合わせなどでも、いつまでも待てるタイプなのに、息子のことになると、いつも、焦って、イライラ、ハラハラしていました。
今は離れて暮らす息子。
息子が、自分自身と向き合い、回復への道を歩き出すかどうか？
自助グループに通い出した頃はそそれをまた、今か、今かと待ちたくなる私がいました。
しかし、朝のコーヒーとは違い、依存症からの回復というのは、いつその方向に向かい出すのかがわからないものだと、分かりました。
だけど、回復の道は必ずあります。
その時が来るのを信じて、
私の人生を歩きながら待っていたいと思います。
すずめ
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by familiesofaddicts
| 2022-10-18 17:32
| すずめ
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