セラピーダッグのきみちゃんと、いのちの授業

🍁次回の家族相談会は11月20(日)です🍁

先日、テレビである高校の授業の一環で20年前から取り組んでいることを特集で見ました。

それは、合鴨のヒナが生まれて始めて目にしたモノが親になること

それは、生徒さん。

彼らはヒナから育て行き

そして、成長した合鴨の命をいただいてゆく

「いのちの授業」です。

その時に同じように誕生したヒナのきみちゃん。

名前は、生徒さんがそれぞれ命名します。

きみちゃんはこの度、セラピーダッグとしてデビュー致しました。

同じように生を受け、1人はいのちの授業を伝える生き方

もう1人は苦しんでいる人を助ける生き方をするんですね

（私の中では1匹ということはできなくて1人として伝えたいです。）

どちらも大切な生き方です。

胸が熱くなります。

生命の連鎖のために育てられた合鴨の親を経験した生徒さん

セラピーダックいう合鴨の親として経験をしている生徒さん

それぞれの想いがあるでしょう。

私は、息子が薬物依存症になりいろいろなことを仲間からも

息子からも教えてもらいました。

生きるということ。

私が、手を放すことで息子は死ぬかもしれない、という恐れ。

でも、息子の問題を私がいつまでも手助けていると

息子が自分で引き起こす問題の責任を取れなくなってしまう事がわかりました。

私は、仲間に支えてもらう事で自宅の鍵を変え息子との距離を取りました。

そのことで、引き起ってきた出来事は今でも脳裏に焼き付いており忘れられないけれど

彼は今生きて自分に向き合うことができており

自分の人生を、彼の仲間に助けてもらいながら歩んでいます。

私1人では選択して出来なかったことです。

私も今日一日を大切に過ごしたいと思います。

そして、今渦中で苦しんでいる方に

1人ではないと伝えたい。

IKO

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