べき
2022年 11月 05日
🍄 次回の家族相談会は11月20日です 🍄
娘の薬物問題が起こってからもそれ以前からも私の思考はいつも 『べき』
親だからこうするべき
妻だからこうするべき
子供はこうあるべき
べきべきべき
『私はこうしたい』ではなく世間の常識とか正解とされることに自分を必死で合わせていた。
『子供はこうあるべき』を娘にすべて覆されても私は良い親とはどうするべきなのかを模索し続けていた。
それも娘にとっての良い親ではなく、世間から見た良い親でありたいと思った。(今だからわかる)
渦中の頃、ある人から言われた。
『良い親かどうかは子供が決めることだ』と。
今でこそ、その通りだと思えるが当時の私にはわからなかった。
『お母さんは世間体が大事なんやろ!』
大声で叫んでいた娘の声が蘇る。
私は私自身を守りたかったのだと思う。
得体の知れない世間というものに『あなたは悪くない』と言って欲しくて。
親が親であろうとすればするほど、世間が求める親像に近づこうとすればするほど
薬物依存症と言う病気の回復を遅らせるような気がする。
親だってしんどいし、辛いし、苦しいし、逃げ出したい。
そんな気持ちに正直になれる親も悪くないんじゃないかな。
ほんとに逃げも捨てもしないんだから。
長い時間かかったけれど今では私の中の『べき』が確実に減っている。
在りたい自分を描き生きて行こう。
おむすび
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by familiesofaddicts
| 2022-11-05 08:30
| おむすび
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