関西薬物依存症家族の会のブログ オカンへのタフラブ

今日は、家族相談会

「‥！！　アッツ！！！！」

部屋に入るなりTシャツ一枚になるなる私。

手編みの真っ赤なセータをまといエアコンの熱風を浴びている母。

相撲中継を映し出しているTVから行司の甲高い声が大音量で放たれている。

ここは、別世界。

ワタシの日常と真逆な生活の場。

歩いて15分程度の距離にある実家は、気付きの場でもある。

真っ赤なスニーカーをこよなく愛するオカンは、

毎晩、ほんの少量だが焼酎をあおる。

肴は、茶色系が多く味が濃い目。

時折、カルボナーラ？的な‥、

チーズが混じっていることもある。

（ちなみに乳製品が全部ダメな私涙）

食べないでいると‥、

「‥！？　美味しいのに！　食べへんのかいなぁ」

と、驚いた表情を見せるオカン。

子どもの頃からチーズが大の苦手な私の食癖を忘却の彼方へ。

「‥！？　昔から乳製品が苦手やがなぁ」

と、忘れられている事実に驚くワタシ。

っか、この間も白色のスパゲティ食べへんかったやんか‥。

そう。

物忘れが激しいと言うのか‥、

憶えられなくなっているのか‥、

多少、認知症の症状が出始めているのか‥。

老視、難聴、味覚の衰え‥。

緩やかながら着実に老化が進んでいる母。

今年、米寿を迎えるんやから当然ともいえる現象。

あれも、これも、どれも、それも‥、

手助けしてしまいそうになるのをグッと堪えて、

母がひとりでできることは、手をださない。

自立と自律を見守ることにしている。

母の長寿に繋がりますように。と。

「タフラブ」は‥、

薬物依存症以外にも大いに役立つと実感中。

追記

後数時間後に、家族相談会。

新たな出逢いがありますように。

Pon & Cotsu

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