2023年 02月 02日
私たちと、世間の目は相当違う


毎日あのアニメキャラクターに関わるニュースが流れている
そして、ある人気芸能人の方が、その人物と以前関係があった言う事だ。
事実かどうかは分からないが?
私が気になったのは、そのネットニュースの記事についての書き込みだ。
「犯罪行為に対しては一生償い続ける姿勢が必要だ」
「一生日陰で生きろ」
加害者がいる犯罪行為だが、とにかく厳しい
また薬物事案に関しての同様の書き込みがある
ただ、その反対の擁護する書き込みもある。
薬物依存は、違法性の有る薬物・無い薬物がある
だから、イコール犯罪者では無いのだが
「薬物使用」・「薬物依存」の言葉には世間の人は
目をしかめ、色目メガネで見られてしまう。
そして「反省していない」・「親がしっかり言い聞かせろ」等と未だに多い書き込みだ
それは仕方がない事であり、それを変えようとは思わない
私は、活動家ではない。
ただの薬物依存症者の家族だ。
だが、私たち家族はそれを敏感に感じ取り、世間の目を避けてきた。
以前は、何とかして私が更正させよう・助けてあげよう
私は家族だ父親だ、息子を立ち直せるのは親だけだ。
それが薬物使用を助長していたことを、後から知ることになるのだが・・
今の私は、息子が薬を使おうが使わまいが、息子を信じる。
これは、世間の目から見て理解されないだろう
批判を受けるかもしれない、無責任だと。
私は決して強い意志を持っている訳ではない。
人目を気にするし、人に良く思われたい。
だから、同じ薬物依存症問題で苦しんできた経験を持ち
そこから回復への成功体験を持つ仲間の中に私は居る。
こんな、グダグダの私に「○○さん、凛としなさい!」とカツも入れて貰える時もあった。
自分が信じた道で仲間に助けられ、進んでいる。
そして、状況は好転した。
書物を読んだ知識や勉強会に参加した知識だけでは
こんな私を変える事が出来なかったが、この仲間のなかに居ることで
知識に伴う行動が少しずつ出来るようになったと思う。
GENGEN
