ジレンマを感じたこと
2023年 02月 23日
最近、仕事や生活で、いわゆる私の身の回りのことでジレンマを感じることが増しました
ジレンマを簡単に言うと「板ばさみ」で
相反する二つの事にどちらとも決め兼ねる
状態のことです。
私自身、ジレンマを抱きやすい体質なのか?
物事の見方を自分でそのように作ってしまう体質なのか?
選択を要する時に迷う事が多く決定するのに時間がかかります。
決まった後でも、これで良かったのかな?
違う方法が良かったのか?といつまでも思い
周りから見るとおかしな行動もあるだろうなと。自分軸が弱いです。
葛藤部分のジレンマは、自助グループや家族会で仲間の言葉に耳を傾け、自分の気持ちを吐き出して自分を見つめ直す作業をしていくうちに物事の考え方が楽になってきている感じがあります。
最近ジレンマを感じることの一つに
地域が主催の研修会に参加する機会があってその中に昨今の社会情勢で、環境不適応な方々の生きづらさが精神疾患
(不登校やひきこもり、物質依存症)犯罪につながりやすいというお話しでした。
薬物依存症に精通されている有名な精神科医の研究資料が添付されており地域社会の中でどのように予防啓発していけば良いかと言う観点の講義でした。
私は、すでに息子が薬物依存症になって国の施設に収容された息子を持つ家族です。
予防啓発の立場で意見交換している人たちと同じ空間でいる時に気分が落ちこみその後、所感を提出するにあたってジレンマを抱き心が乱れました。
日々が経つにつれ気持ちの整理ができています。
息子は薬物依存症という病気になり国の施設に入りましたが、私がそうさせたのではないし今、息子は、回復を続けていくために自分で選択した人生を歩んでおり、私は私で昨今の社会情勢の中で生きづらい方々の理解や依存症と言う病気のことを学んでいます。
時には欠点の感情が湧き出てくることもありますが、自分の思いを吐き出す場所があり仲間の言葉を聴き客観的な言葉をもらえることで前向きになれています。
「知識は力なり」の言葉が響きます。仲間からの様々な言葉は知識そのものです。
薬物依存症を理解し、自分の為に様々な心の知識を身につけていきましょう。
家族会でお待ちしています❣️
miko