妄想列車
2023年 03月 03日
🐭次回の家族相談会は3月19日(日)です🐈
同居しているバイト三昧だった息子は、このところバイトに行っていない様子です。
元々、息子のバイト先や休日、勤務時間などは聞いていないので知りませんが、今回も長期休暇なのか、辞めてしまったのかは、わからないです。
過去の出来事がふと頭の中をよぎります。
調子が悪くなると無断欠勤をする息子、ほどなくして退職。そして引きこもる。状況が悪くなる。
そんな事が何度もありました。
督促状も届いているのに、今回もまた無断欠勤して退職するんかな?
何かあったんかな?
しんどいんかな?
私はまた、妄想列車に飛び乗ってしまいました。
息子への心配を信頼へ、対応を変えることが息子の回復に繋がるとわかっているつもりでも、待つ事が苦手な私は安心を求めて
「バイトはいかんでいいの?」
とつい聞きたい衝動にかられてしまいました。
敏感な息子は私の心の内を感じ取っているのでしょう、私とは顔を合わせようとはしません。
心がぐらついて、私は先行く仲間に聞いてもらいました。
『自分以外には無力だと認め信頼して見守る』
『圧力をかけてしまいそうな時は離れて自分の心を安定させる』
そうか、そうやな、そうやった!
たとえ、息子の状況が悪かったとしても、私には何もできない。
息子が自分で好転させる術を見つけるしかない。
息子を信じよう。
私は何も言わないけれど、敏感な息子には無言の圧力をもかけてしまっているのだろうなあ、、、と。
それなら
少しでも離れよう!
その日、私は普段は仕事で参加することができないミーティング会場へと足を運びました。
正直になって心を打ち明けてもよい場所がなければ、私は息子に圧力をかけ、息子の回復の邪魔をしていたかも知れません。
今では、私の妄想列車は暴走せずに終着駅へと向かっています。
すもも
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by familiesofaddicts
| 2023-03-03 06:24
| すもも
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