2023年 03月 13日
頑張り過ぎないでね


週末から田舎に帰省をして、二日目の朝。
目を閉じて黙って静かにじっとしていると
洗濯機の音、時計のカチカチという音が聞こえてくる
あ〜、いつもと違う場所にいるって感じた。
飛行機に乗る前、仲間に
「田舎に帰ります。」とラインをすると
仲間から、「頑張り過ぎないでね。」ってエールをもらった。
自助グループの方で私の回復していく過程をずっと共にいてくれる仲間。
あ〜そうそう、田舎に行くと嫁であり妻であり母である私は、
ご飯作りに買い物に頑張る。掃除に頑張る。
今回の帰省は母の誕生日も重なっていたので
特に張り切っていた。
兄妹には母の誕生日を祝うために声までかけていた。
頑張りすぎるとどうなるのか、
それは、依存症の息子と共に過ごしていた時に
たくさん経験をしたことで、私がやればやるほど
変わってほしい、わかってほしい。と相手に自分の気持ちを押し付けてしまい
腹が立ったり、恨みごとを言っては揉めて最後は息子から
「やってって言ってないよな。」って言われる始末。
自助グループや家族会で少しづつ彼の自立のためにはやらない選択を学んでいく。
行動や伝え方。
数年前までは、「私は長男の嫁だから!」で苦しみ
誰も言わないのに勝手に「長男の嫁」は帰省すると重圧を感じ
「頑張らねばならない」思考が働いていく。「・・・ねばならない」は
私を追い込んだ。こうなるので私は帰省するのが嫌だった。
今回の仲間の「頑張り過ぎないで。」は私の魔法の言葉となり帰省中、
「できることを楽しんでやろう。」に変わり料理も洗濯も掃除も
できるところまでしかしない。ゆっくりの私。
自分の気持ちを正直伝えることを少しでもやろう。
力を抜くことで自分の時間を作ることができ
本を読んだり、心穏やかに過ごせたことがなによりだな〜と思う。
田舎にいても、自宅にいても私はわたしで居れたこと
どちらも私の家なんですよね!
仲間の一言でハット!気付かせて貰いました。
IKO
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by familiesofaddicts
| 2023-03-13 07:31
| IKO
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