大丈夫
2023年 03月 22日
私の息子は間もなく20歳のお誕生日を迎える。
若くで出産した私は「子供が子供を産んで…」「若いママだから…」と後ろ指さされないよう、息つく間もなく無我夢中で子育てした。
友達が学生をenjoyしていてる姿を見ても羨ましいと感じないくらい必死だった。
息子が幼少期の時にはトラブルを起こしても話をじっくり聞いてあげることもなく私はすぐに頭を下げにいった。
謝罪する姿を見せ付ければ次は分かってくれたはず。と…
頭を下げることで問題は解決したと思っていた。
その頃からわたしが考える息子の人生設計が出来上がり始めていた。
・高校を卒業する
・安定した職業に就く
・家庭を持ち幸せに暮らす
etc
世間一般で考えるフ・ツ・ウの幸せ。
息子は高校入学・卒業、就職とここまでは設計通りの人生だった。
高校入学し程なくして薬の問題がでてきたが、私は「就職すれば…」「彼女ができたし…」薬をやめるきっかけになるはずと期待し、次から次へと起こる問題を解決した。
そして、薬中心の生活になりつつある中無断欠勤が続き、遂にクビになった。
この時、私は当の本人よりもすごくすごくショックを受けた。
今思うのだが、
「自分の人生設計」=「息子の人生設計」
と思い込んでいたのだと、、
息子の人生をあたかも自分の人生のやり直しかのように、、
息子の本質を知ろうともせず、人権を無視し自分色に染め上げようと必死になり、私の子育ては無償の愛を与えてるのではなく、実は有償の愛であり見返りを求めるものやったんやろな・・・
私は今、行き詰まり、立ち止まっている時でも『大丈夫』と優しい声が届く。
その言葉には責任や根拠が無いけれど温かい魔法の言葉だ。
息子も私にそう言って欲しかっただろう。
息子が成人を迎えるこれを機に人生をリスタートし私も大切な家族に、息子に只…只…一言『大丈夫』とそう言って背中をさすってあげれるようになりたい。
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by familiesofaddicts
| 2023-03-22 07:10
| 🍀四葉のクローバー🍀
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