新芽への思い

🌳次回の家族相談会は5月21日です🌳

桜の季節は足早に通り過ぎて、ハナミズキの花が咲き誇り

その花も終わりを告げています。

そんな中で、我が家のハナミズキは一輪も咲くことはなかった。

それは、私がハナミズキの枝をバッサリと切り落とした為でした。

無造作に伸びている枝が気になり切ったのでしたが

特別にどうしてもと言う理由があった訳ではなく

少し気になった事があり、バッサリと行ってしまったのですが・・

咲き誇っている隣の家のハナミズキを見るたび

なんでうちの家のだけ咲かないんだ

私が枝を切ったからなんだ、私のせいなんだ

何とかする手立てはないのか？

どうしたら良い・・・と、思った瞬間！

あれ？と感じた。

隣と比べている私が居たのでした。

「世間のハナミズキと比べて、我が家のハナミズキは・・・

こんなはずではなかった。」

このハナミズキには、依存症の息子との繋がりを感じる思い出があります。

あの時を一緒に過ごしてきた、ハナミズキ

なんだか、寂しい気がしました。

数日が過ぎて、枝や幹から新芽が出ているのです。

私は、この若芽色（わかめいろ・淡い黄緑色）の新芽にとても気になった。

幹から生えている新芽は、カッコいいものではなかったが

なにか希望と思えるものを感じました。

枝をバッサリ切られ一輪の花も咲かなかった我が家のハナミズキですが

この木なりに一生懸命に生きて行こうとしている

そして、他の家と違うハナミズキを見せて貰えた。

私のやった行動は「良かったか・悪かったか」は分かりません

しかし、もう元に戻すことは出来ない。

色んな思いを感じながら

この新芽の成長を見守っていきたいと思いました。

GENGEN

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