すべての始まりは・・
2023年 05月 25日
🍀次回の相談会は6月18日です🍀
依存症の息子は現在30歳
すべては、中二の夏ぐらいから始まった。
年少から始めていた軟式少年野球
息子は野球が大好きで、いつもグラウンドではニコニコしていた。
低学年の時、高学年の時もキャプテンを任されていた。
そして、中学生になり硬式野球に転身した。
息子は中学生の硬式野球について行けずに退部して、そこからすべてが始まって行った。
野球仲間や、ヤンチャな仲間たちは以前から我が家に訪れていた。
彼らが、息子の部屋で何をしているか?大体想像はついていたが
「お邪魔しま~す」、「お世話になりた~」などと挨拶は欠かす事はなく
時にはリビングに訪れて、たわいのない話もした。
彼らに、息子の部屋く来ることを拒む理由はなかった。
僕も高校生の時は、バイクに乗り友達の家に溜まりタバコを吸い酒を飲んでいた。
友達の親御さんもそれは黙認しており、たまには一緒に飲んだりしていた。
まあ、田舎での私の少年時代の話であるが・・
そんな自分の事もあり、気にする事は無かった。
まあ、いつかは落ち着くだろう!と思っていた。
そこから、息子の薬物使用はどんどんエスカレートしていった。
大量の処方薬のからシートの残骸
何に使ったが分からない大量のガスの空き缶
変な臭いが息子の部屋から漂ってきて、クローゼットで栽培することもあった。
変なデザインがしてある変なパケ袋
そして注射器が散乱
このギュっと縮めた言葉の間には、想像もつかなった出来事が連発
そして、「地獄のような」の言葉では到底言い尽くせないことが家族に訪れた。
今息子は、自分の足で自分の人生を生きています。
当時の事を、息子に聞いたことがありました。
「孤独だった・誰も自分の事を理解してくれなかった」
息子の口から出た言葉だ。
あの時から始まり薬物を止めさえすれば、家族は幸せになると思っていたことは
学びの中で解っていたはずだったが
しっかりと自分の中に落ち込んできた瞬間だった。
「すべては、あの時から始まったんだ」と
野球をやめた事がきっかけで始まったのではなく
薬を使う居以前から、息子は問題を抱えていた事に明白に気付き
後悔の念を若干抱きながら、今の息子たちと接しています。
GENGEN
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